教習所の教官はずっと指名することが出来るのか

教習所の教官はずっと指名することが出来るのか

教習所12

自動車教習所を選ぶ時は、料金や自宅からの距離などを考慮して選ぶのが基本だと言えますが、実は運転技能を指導する教官がどんな人なのかということもとても重要になります。どんなにいい設備の揃った教習所でも、教官との相性が悪ければ気分良く教習を受けることが出来なくなるでしょう。

ですのでここでは、教官やその指名について紹介します。

教習所の教官とはどんな人なのか

教習所では、実際の車を使って運転を学ぶ技能教習がありますが、その際に助手席に座って指導をしてくれるのが教官です。教官は、運転中に適切な指示をしてくれたり基本的な運転技術を指導してくれる、いわば運転のエキスパートになります。

しかし教官というと、何か怖いイメージを持っているという人もいるのではないでしょうか。実際、昔は厳しい指導をするような鬼教官もいたようですが、最近は比較的優しく親切丁寧に指導してくれる教官が増えていると言われています。

教習所と言っても客を相手にしたサービス業なので、利用者を増やすためにその点の意識が高まっているのだということでしょう。そして教習所の教官というと男性が多いというイメージがありますが、最近では女性の教官が多い教習所もあります。

運転の教習を行う際は、狭い車内で教官と二人きりという状態になるため、女性利用者にとっては、男性の教官よりも、同じ女性の教官のほうが安心出来るという場合もあるでしょう。ですので、男性教官では不安だという女性利用者の場合は、女性教官が多いかどうかという点も考慮して教習所を選ぶのもよいと言えます。

教官と一緒に過ごす時間は結構長い

最近の教習所では、親切丁寧に教えてくれる教官が増えていると言えますが、それでも相性が合わないという場合があるでしょう。実際に自動車の運転を行うという技能教習の時間数は、MT車の場合だと34時間で、AT車の場合だと31時間必要になります。

ですので、実に30時間以上もの長い時間を教官と過ごす必要があるということです。

例えば仲の良い友達となら30時間同じ車内で過ごしても平気でしょうが、技能教習を受けるためには特に親しくもない相手と長時間過ごすことになるわけです。教習所の教官が話しやすい人や親切な人であれば、30時間以上共に過ごすことになっても特に問題ないと言えるでしょう。

しかし、教官が必要なこと以外は全く無言の場合や、興味のない世間話を延々とするような場合だと教習を受けることが辛くなってしまうこともあります。せっかく高いお金を払って教習所へ通っているのに、嫌な思いをしたくはありません。

そこで知っておきたいのは、指導を受ける教官は自分で指名することが出来るということです。

教官の指名制度というものがある

普通の学校では教師を指名することは出来ませんが、自動車教習所では担当する教官を指名することが可能です。教習所によっては指名出来ない場合もあるかもしれませんが、基本的にはどの教習所にも教官の指名制度があるため、教官との相性などが気になる場合は活用するとよいでしょう。

教官の指名制度というのは、入校を申し込む時などに、目当ての教官を指名出来る制度であり、指名した教官が技能教習をほぼ全て担当してくれるというものです。この教官の指名制度のメリットとしては、毎回同じ教官に教えてもらえるため、説明の仕もいつも同じなので分かりやすいということがまず挙げられます。

そして同じ教官をずっと指名出来るため、技能教習を受ける度に、今度はどんな教官が当たるのかという心配をする必要がないというメリットもあると言えるでしょう。さらに、教官の指名制度では、ほとんどの場合指名料のような追加料金がかかることがないため、料金面でも安心して利用することが可能です。

なので教官の指名制度は、利用者にとってはデメリットがないと言えるため、特に心配することなく利用することが出来るものだと言えるでしょう。

指名を受けると教官側もモチベーションが上がる

そもそも教習所ではどのようにして教官が割り当てられているのかというと、一般的には担当制と随時制という2種類の方法で行われていると言えます。まず担当制というのは、同じ教官がほとんど全ての技能教習を担当するという場合を指します。

ですので、教習の進捗状況や試験に関することも担当の教官と相談しながら行う場合が多いと言えるでしょう。一方の随時制は、担当する教官が決まっていないという場合であり、教習を受ける度に教官が変わるという特徴があります。

これらの制度はどちらにしても、教習所が適当に教官を割り当てたものであり、教官にとっても、適当に割り当てられた利用者に指導するということになるでしょう。しかし教官の指名制度というのは、一般的な担当制や随時制と違って利用者の指名を受けるわけですから、実は教官にとっても指導をする際のモチベーションを上げることに繋がります。

自分が指名されるということは誰にとっても嬉しいことなので、指名をしてくれた利用者にはいい対応をしようと思う教官も多いでしょう。ですので、教官を指名することは、利用者と教官の側どちらにとってもプラスになるものだと言えます。

それに教習所によっては指名を多く受けた教官に対して報償を与える制度を設けているところもあると言われています。ですので、そうした教習所であれば、より質の高い教官が多くなるということも言えるでしょう。

教習所の教員に生徒が求めること

指名制度を積極的に活用しよう

教習所で教官を指名することは、利用者にとってメリットが多いため、積極的に指名制度を利用することをお勧めします。途中で担当の教官を変えたい場合も、教習所の事務に相談すれば変えてもらうことが可能なため、不満がある場合は一度相談してみるとよいでしょう。

利用者は教官から教えてもらう立場にあるため、あまり不満を言うべきではないと考える人もいるかもしれませんが、相性の合わない教官に教えてもらっても、教習が上手く進まなければ元も子もありません。ですので、教官は自分で指名出来るということを知っておく必要がありますし、不満がある場合は、我慢せずに教官を変更してもらうようにするとよいでしょう。

また教官の指名制度は通学する場合だけでなく、免許合宿でも利用することが出来ます。そして普通免許以外にも自動二輪や大型免許の場合でも利用できるため、教習所で免許を取る際はぜひ指名制度を利用しましょう。